外資系ITの給料
会社にもよるけどこんな感じ。
アナリスト :500万~600万
アソシエイト :650万~750万
マネジャー :1000万~1250万
シニアマネジャー :1300万~1800万
マネジング・ディレクター :数千万~数億
ちなみにITに興味があるなら、絶対外資系が良い。
今の会社に転職して、一年目でこんなに貰えるの?ってびっくりした。
よく外資系は、成果主義で実力がないと厳しい、みたいな話を聞くけど、普通に仕事を出来る頭の良さがあれば、楽しく働ける。
僕は新卒の時、日系のシステム会社に就職したけど、凄まじい労働時間の割に、全然お金をもらえなかった。
日本の会社は終身雇用、年功序列が前提だから、おじさんを沢山養わなきゃならないし、若手がおじさんになった時のためにお金をとっとかなきゃいけないから、全然給料くれない。
外資系は転職が前提だから、従業員にやめられないように、高待遇にしよう、社内制度をもっと良いものに改善しよう、という雰囲気があると思う。
証券会社ってなにをやってるの?
証券会社の業務は主に4つ。
1.ブローカー業務
投資家から株式や債券の売買の注文を取り次ぐこと。色黒で声が大きいゴリラが、金持ちのおじいちゃんに、「この株買いませんか?」って営業をかけて、手数料をふんだくるお仕事。
2.ディーラー業務
証券会社が自己の勘定で有価証券を売買すること。自己の勘定とは、自分の金で売買するってこと。トレーダーがコンピュータの前でポチポチやったり、アルゴリズム発注で瞬間的に大量の注文を出して、リスクをとらずに鞘抜きをしたりする。
3.アンダーライター業務
資金調達を手伝う仕事。欲深い社長が株式を発行してお金を集めたいときに、それを買い取ってあげる仕事。社長は株を買ってくれる人を頑張って探す必要がなくなるし、証券会社は買い取った株を、より高く一般の投資家に売りつけて儲けることができる。
4.セリング業務
アンダーライター業務と似ているけど、証券会社が買い受けるんじゃなくて、委託を受けて有価証券を一般投資家に売るような形態。
世の中のお金の流れをスムーズにして、経済と社会の発展に貢献する、とても誇り高いお仕事だということがわかった。
給料が良いから、官僚の嫉妬を買ってしまうので、人のお金を扱う仕事だから、法律による縛りが厳しくて、法定帳票の作成とか、膨大な事務作業が発生するけど、それをプログラムで自動的に捌いていくのが証券系システムの主な役割。
僕が関わっているのは、ディーリング業務、トレーダーが使うシステムの開発。
上の4つの中で、唯一手数料ビジネスじゃないから、圧倒的な利益が出る、一番面白い部門だと思う。ザ・資本主義の世界。
毎日、莫大な金がすごいスピードで世界中を駆けずり回っているのを目のあたりにできるやりがいのある仕事です。